石鎚山登山

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早朝5時40分のフェリーで松山に渡る。
伊予灘に出てからは仮眠。水面に反射する朝の陽光が船室の天井をきらめかせる。

もつれたスパゲッティのように曲がりくねった494号線を、その名も黒森峠という難所をこえてスカイラインへ。遠望からも石鎚の威厳、聖地のオーラは響き、熊野を訪れた印象が蘇る。
HPで石鎚の国民宿舎はこのルートを奨励していたのだが、帰りに通った33号から久万経由の道を走るほうがよっぽど早い。
WEBには長年更新されていない、古びた情報が多くなっている。インターネットも普及してから5年は経つか。

2000m近い山だが1450mまで車で登れる。西日本最高峰だけあって、快晴の天気だったが稜線には雲がかかり、そちらに入ったら強い湿気で蒸し暑い。
山道は天然木で見事に整備されていて荒れた気配が全くない。
ラスト600mの急登坂では名物の鎖場に挑戦。自分の重さを認識させられる。
狭い山頂(巨岩)には神社や宿舎があり、正装した神主が祝詞をあげているし、売店ではビールが550円で売られていて、拍子抜け。
3000円出したらヘリで帰れる、なんてことは無いけど。

帰りのルートでは八十八ヶ所の札所が幾つかあって「歩き遍路」の姿も散見される。意外にも若者が多い。先月に息子が自転車で廻ってきたルートだが、急な登り下りが連続していて驚いた。
厳しいところです、四国は。