ソリティア

2018/8/1, Wed 04:21

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眠りにつく前に、或いは深夜に目覚めたときなど、横たわりながらソリティアというトランプゲームをタブレットで遊んでいる。
ゲームの途中に戻って選択肢を変更する事で上れることもあれば、札の出方次第ではどうする事も出来なかったりもする。プレーしながら再々に職場でのあれこれを重ねてもの思うことが多い。
あの時、ああしていれば、こちらを選んでいたらとか、自分の選択や発言を悔やんでも現実は修正できないけれど、あり得たかもしれない可能性を想像してぼんやり。
自分が期待した様に人や時代は動かないから、現在の状態は常に偶然であり、必然でもある。
プライベートでそういう悔恨が少ないのは幸いだが、周囲で悲しいことも多かったからか、この頃、鏡に映る顔がずいぶん老けたように感じる。
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暑い最中だがキャンパス内でスケッチをした。日陰に座ると風が快い。
自動車を描く課題だったけど、俺は学生たちを描いていた。
何十年も前、年老いた教員たちがハツラツとした女学生に囲まれて感じていたことが解る気がしてくる。(もちろん時代も変わったから、それほど女学生は溌剌としていないし、未来を明るく見ていないけれど)
夏はこうでなくっちゃな。強い陽射しと涼しい木蔭。蝉の声と風。
のんびり各停列車の旅をもう一度と考えていたが、鉄道はズタズタで何をするにも障害だらけ。まあ、こういう時期もあるでしょう。長い人生ですから。