初詣は東寺へ

昨夜の常夜鍋の残りに焼餅を放り込んで、柚子味噌とポン酢で味付けした雑煮をたらふく食べて、満腹になりコタツで居眠り。そんな正月らしい午前を過ごして、母宛の年賀の返信を代筆したりダラダラとしていたら、曇り空から日がさしてきた。
ずっと家に籠もりきりだった母親を誘って、近所の東寺へお参りに。
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家の中では動き詰めの母だが、1km少々の散歩を怖がっている。やはり87歳なのだ。東寺は渋い寺だが意外に参拝客が多い。
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国宝の御影堂を囲むように長い列ができている。つい先ほど年一回の儀式が行われたばかりで、今から朱印の配布が始まるという。半紙に押された六つの印を小分けにしてお札として貼ったり、財布に入れたりすると御利益があると警備のオッサンが解説してくれる。
毎月のように21日に「弘法さん」と呼ぶ市に来ている母親も初耳の行事。金堂を参拝して戻ると列もあらかた解消していたので一枚いただく。500円。若い坊さんがドバッと泥絵の具をつけてドンドンドンと6連発でスタンプしてくれる。なにしろ万能の人、弘法大師の御印だ。ものすごい法力が期待できそう。

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帰り道の高架橋の下にあるポンプ室。なぜこれに惹き付けられるのか?
ものすごく好きな物件。とても美しいと思う。何故だろう?

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家の近くの「何でもない普通の光景」。
これが急速に失われてる。どうすればよいのか。
実家を立て替えるとしたら、どうするのか。いつも気になっている。

ということで、またまた18切符で6時間半。広島に戻ってまいりました。