この1週間、コタツでネット配信の映画を何本も見た。
「TAR」 ケイト・ブランシェットの演技力に見惚れる。
「生きる」 1950年代の日本 コートに中折れ帽のオッサンたち 英国リメイク版を見る前に。黒沢の表現はくどい。そこはスピルバーグに似てる。
「晩春」小津 原節子の恨みがましい目付き、時々、女房もする。縁談を渋る娘に説教する親父のセリフで「父さんはもう56歳、人生も終わりに近づいている・・・」えっ!そんじゃ72歳ってどうなんだ?
「真珠の首飾りの少女」昔見たのを途中まで。フェルメールだからな、楽しんで作ってる。ドラマにならないアーチストの映画をもっと作ってほしいな。芸術=破滅の図式は困ったものであります。
「過去のない男」カウリスマキのおとぼけ振りはいいなあ。ジャームッシュ同様に日本では受けてるけど本国ではどうなんだろう?二人とも音楽のセンスが良い。
こういうアートシアター系がもっとあればいいけど。
それでもすごくたくさんの選択肢だ。これだからテレビがこうなってしまったんだなあ。