土日と続けてテニスをすると「ああ広島だな」と実感する。快い疲れ。
S大でのテニスの帰り、信号待ちで大規模な造成地の上空に群れるカラスを眺めていた。背中のリュックからカメラを出すのも面倒だから(自転車に乗っていて)心の中でシャッターを切る。
「カシャカシャ」こうすると大体は記憶に残る。
その場で、「昔からあって100年後にもあるような変わらない光景だな」と感じたのだが、どこかでこのブリューゲルの「死の勝利」を思い浮かべていたのかもしれない。
久々にブリューゲルを見た。やはり凄い。
晴れ渡った午後だったが映画『最後の決闘裁判』を見に行く。
マット・デイモンにアダム・ドライバー、監督がリドリー・スコットと来れば見逃せない。このブリューゲルの絵が描かれた少し前の時代を舞台とする、期待通りの秀作だった。