CAMERA OBSCURA 12

毎年12月中旬に開いている映像展示、ことしもまた、なんと12回目です。
飽きっぽい僕がここまで続けてこれたのは常に新しい何かに挑戦してきたからでしょうか。
でもちょっと疲労を感じていたり、周囲に落ち着けない事情があったりで、今回はDMをわずかしか出さず、もっぱらメール配信で案内を送った。
すると、例年になくレスポンスがあり、「どうしてますか」とか「何時おられますか」という対話の流れで「それじゃ寄ってみますか」となるケースが幾つも。
僕は手紙に印刷物だけを入れて送ることはしない。必ず何か個人的なメッセージを付け加えているのだけど、それで対話しようとするほど皆んな暇じゃないし、郵便のシステムも便利ではない。
その点、メールは気軽に返せるし手紙を書くときのようなプレッシャーも無い。
すっかり主役は入れ替わったんだな。
そんなことは何年も前から自明なことだけど、はっきりと自覚していなかったな。
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