サイクリング気分

からまつ学寮での新歓行事へ。
以前はずいぶん堅苦しい儀式ばかりだったが、それなりにノーマルになり、学生たちはリラックスして楽しんでいた。
屋外でカレーなどを作って食べて帰ってくるだけのことだが、薪で火を焚いて調理するという手間がコミュニケーションを促すわけだ。
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迷ったが、五月晴れの好天でもあるし、この先、機会も少なくなるばかりだろうから自転車をばらして積んで行く。
食事を終えてスケッチなど始めた3時前ごろに、組み立てて出発。
最初の5kmの緩やかな坂と強い向かい風にはいつものように悩まされる。
その後は長い下りでかなりのスピードを出す。
全行程を走破するつもりは無かったが、いつになく強い風、新しい道路と崩壊する町並み、風景の画一化で爽快さ以上に空しさを感じたこともあり、向原から芸備線に乗る。
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わずか1時間に一本の運行。町も鉄道も存続が危ぶまれる。
しかし車窓からの眺めは素晴らしい。道路は一番醜悪な面を見せるが鉄道はじっくりと蓄積された時の美しさを与えてくれる。
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途中ズルをしたけれど約40kmを走って、適度な疲労感。まあ、こんな所が無難でしょう。