あれから

展示会場へ。
本来、そこで応対すべきなのですが、主催者の方が学生を動員してやってくださってるので、甘えております。でもやはり直に顔を合わせてお話しするのは、良いことです。大切です。
本日も多くのご来場、ありがとうございました。
今回の作品は311がテーマですが解説文ではそのことに触れていません。
この画像シリーズは回転すると蝶が飛んでいるように見えるのですが、静止状態にして「実はあのシンボルなんですよ」と話すとなるほどと合点してもらえる。
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あまり声高に言いたくないけど春の小川としては見てほしくない。何となくわかってくるようにするべきだけど、ちょっと小さ過ぎたのかな。

さて、ようやくこの頃になって原発被害の実体が明らかになっている。
大混乱を防ぐためには現地の「少数」の被害もやむを得ないという判断が政治であり、それをただ伝えるのが報道なのだというガッカリと、その中で果敢に奮闘している人々。
はたまた大問題そっちのけで枝葉末節の言葉狩り
大変な惨禍が生じて絶望的な状況なのに希望をつなごうとするのは詐欺だ。でも目に見えないものが相手だから何とでも言える。線量計を大量に配布したくない政府の理由とは?疑心暗鬼の連鎖が続く。
明日は911から10年目。何か良くなったことってあるかな?
この状態を選択したのは我々だけど、次ぎに来るのは食料危機だ。老人が居なくなれば田舎の風景が乱れ農業は滅びる。あと10年も後のことではない。
ほとんど田舎が無い東京と大阪の間の風景がとても常識はずれなものだと新幹線の乗客は思わないのかと車窓から常に感じているが、誰が考えても当たり前のことを普通以上に賢いはずの人が理解していない。そういうことが多いものだ。
素朴な疑問を大切にしましょう。