これといったこともなく

旅行の興奮が覚めやらぬうちにと、図書館で幾つか借りて読んでみる。
韓国とは難しい関係だが、この20年ぐらいで大きな変化が起きていて、30年前のことが信じられない。
我々が感激して宿泊した玉淵精舎は、400年前に秀吉の軍勢が攻め入ったときに(壬辰倭乱)柳成龍回顧録を書き上げた伝統ある建物だったし、柳さんが悲憤慷慨して筆をとったその場所で、日本人が風光を愛でながら寝転がる。将来に何が起こるかホンマにわからないものだ。
これがローマだったら全くの他人事、歴史書の1ページだが、秀吉と言えば京都の実家近くにたくさん遺跡や神社、墓まであったので、かなり身近な存在だ。
もっともこの玉淵精舎、あのヨン様の映画を撮影した所でもあるそうですな。リュ・シウォンの故郷でもあり、日本人にとっての意味合いもこの10年で大変化している。
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さてさて、大きな変化は我が身の周辺でも生じていて、その対応でこれからの半年、右往左往することになりそうだ。中国や韓国のように、大鉈をふるって今を切り抜けるか、イタリア風に脱力するか。
韓国でも自殺が急増しているそうだから、あまり頑張らない方がいいでしょうな。
変化を深く感じるのは歳のせい、というより歳を重ねて変化を感じられるようになったと言うべきか。
若い人にとっては日常で、「まだやってるの?」ということとの落差。それとのプラスマイナスを見定めることだな。
先日の研修会での感想。