昨日は久々に自転車通勤。周辺風景の劣化が痛々しい。
地域創生の掛け声がさらに環境の破壊につながるのだろう。
京都の正月は雪で閉じ込められていたから、フランスのミステリーを読んでいた。
「その女アレックス」見事な構成だが内容は凄惨だ。
映画でも感じることだが、あんまりだと目を背けたくなるシーンが多い。
このように何を見ても否定的になるのは年老いたからなのだろうか?
机の横に架けているコラージュ。
以前は石や廃材に描いてオブジェにしたり、蝋燭立てを作ったり、ガラスでモザイクをしたりと雑貨のような作品を作っていた。小さな銅版画もたくさん作った。
結構、喜ばれてほとんど手元に無い。
憂鬱な油絵ばかりが残っているが、自分の作品と言えるものがどれだけあるか。
新しいこと、新しいものへの興味が減退していて、今年度は研究費がたくさん残っている。
そんなこと、これまでに無かった。
自分に必要なもの、自分が欲しいものって何だろう?
人生のゴールがチラチラと見えてきて、何処に行くのか分からないような道を進む勢いが・・・
失せたのかな。
旅に出て、何かに出会わなければいかんなあ。