8月が終わる。

田植えの頃に、稲が色づくまでには旅行も出来るようになっているだろうかな、どうかな?と感じていたけれど、ダメですな。

世界中がこんな状態ですからね。

10年ぐらい前に出版されたマルセル・セローの「極北」を女房に勧められて読んだ。以前に読んで「凄い小説だ」と感心したのだが内容はほとんど忘れていた。やはり凄い。一気に読む。10年前の予言がどんどん現実化してるのが恐ろしい。

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夕方まで何もしなかったので団地出口の急坂をスケッチ。もう怖いもの無しと、タブレットだけで描く。でも修正が容易だから解放感が今ひとつ味わえない。

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7月から始めたバッハのゴールトベルク25番。やっと楽譜を見なくても弾けるようになった。すると楽譜に書かれていることが少しずつ見えて来る。聞こえて来る。

理路整然というか理論先行というか、世界観に音を嵌め込んでいったら不思議な響きが生まれたというような音楽。モーツァルトの和音との大きな違いなど、いまさら俺がどうこう言っても仕方ないのだけど、聞いたり読んだりだけでは理解できないことがあるものだ、と体験できるのは楽しい。

全てにおいてアマチュアなんだな、俺は。