連休の過ごし方

家でゴロゴロしていれば良いのに、何処かへ出かけないと悪いような(女房に対して)気がしてくる。
世間並みにするのが一番かなと、「何処か」を思案。
以前に同僚から聞いた沼隈あたりのアート満載の寺を思い出した。
知人夫婦を誘って車で90分、高速道路は混んでいないから順調に到着。
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入ってすぐの社務所藤森照信の設計。
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移築したり模倣したり、金に糸目をつけずに作り込み、シャキッとした境内。
神勝寺、充実したウェルサイトがある。
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モミジの新緑が美しい。秋はすごい色彩になるだろう。
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ちょうどお昼なので、少々高いが名物のウドンを。
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拍子木にもなるという雲水箸。初めて見た、使った。
丁寧な禅坊主の生活解説があり、前菜を頂きながらウドンを待つ。

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大きな手桶にドドーンと熱々のウドンが。
最近1番の感動食事体験。これはおすすめだ。

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お堂や茶室を眺めながら散策して、ラストは名和晃平のチームが作った展示室へ。
漆黒の闇世界でゆっくりと水のきらめきが見えてくるというヒーリング体験。

この後、お堂の裏でゴロンと寝転んで休息していたら、向島の逃亡犯逮捕のニュース。
残念、密かに応援してこんなイラストも描いていたのに。
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帰路は途中から渋滞。志和口インターで降りて一般道へ抜ける。
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以前に展示したことがある志和の古い集落に立ち寄った。
歴史ある茅葺のお宅は金属で覆われていたし、「千代の春」の大きな酒蔵は誰も住む人がなくツタが這い上がっている。
市内から1時間と遠くないのだが、文化を維持していく難しさ。
まずは暮らしが継続されなければ・・・・・
先ほど訪れた神勝寺は常石の財力で支えられていた。
富と蓄積、文化の継続に必須だとは言えないが、あってほしいものだな。