京都の桜

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こんなところでボケーっと過ごしたい。
京都五条坂河合寛次郎記念館を再訪して 、そんなことを思った。
同じようなことを以前にもこのブログで書いているかもしれない。
囲炉裏端、居間、書斎、茶室、工房、中庭・・・・・
こんなに居心地が良かったら仕事にならないのではないか思えるほど、ゆったりしたくつろぎ空間が各所に設けられている。
民芸風、ふるさと、手作りといった言葉で語られるスタイルは今では陳腐化して嫌味にすらなっているけれど、さすがに元祖は凛とした意志を発している。
寛次郎の分厚くボヨリンとした造形は僕の趣味ではないけれど、この空間を通してみると説得力がある。
この後、花見モード全開の円山公園を抜けて、いつもの店でウドンを食べ近代美術館で工芸デザインの展示を見る。
バーナード・リーチの陶画以外はサラッと流す。いつものことだが美術館で見る工芸やデザインの展示は全くおもしろくない。先ほどの感銘はどこに行ったのか?
ミュージアムは絵画・彫刻のための舞台であって工芸やデザインには向いていない。
岡崎の近美周辺は桜だらけ。
畳の空間で居眠り。これは最高だった。美術館でヒルネとは!
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何処に行っても桜満開だったが鴨川沿いの遊歩道は頭上に桜が被さって格別の味わい。
いつものように自転車で走っていたら、四条と五条の間でミニ黒豚を散歩させてる人が居た。
パッと見てイノシシだと思ってビックリしたけど、なかなかの人気者みたい。
今回の京都行きは、きょうあすにでも生まれるという次男夫婦のベイビー拝顔が目的だったが
予定日を1週間過ぎたのに、お腹に留まっていて果たせず。
ちょっと残念だったけど、いろんな人にも会えたし、たっぷり楽しみました。