岩にせかるる滝川の

今朝も色カードから始まる。

日曜テニス、まずまず。先月はS大での練習会が無かったけど、肩の痛みが続いているからそれはそれで良かったのだろう。

コートで着替え、お弁当を買って太田川の河川敷に降りて車内で昼食。

午後早くにコロナワクチン接種をイオンで受けるからだ。

何面かで少年たちが野球をしている。

広い空に涼やかな風。

コロナ初期の緊迫感が懐かしくなるほど、平穏で日常的な接種会場。接種後15分の待機の間にスケッチ。

筆ペンの必需品である水筆を二本持っているが、一つは水がボタ漏れ、もう一つはカサカサで水が出ない。買い換える前に修理してみようとカサカサの方のノズルをエアダスターで通気してみたら直った。

それではと、安川で水を描いてみる。

これは手強い。

何度か描いてみなければいかんな。

それよりも家の周辺でこういう水の流れを観察する場がとても少ないことに気づいた。

ほとんど人工の放水路、排水路になっていて「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の」と歌われた光景が見られない。

生活から火が消え、土が消え、水が消えて、あと空だけしか残っていないとは。

でも、昨日は福王寺へ向かう道路で鹿を見た。先週はテニスコートの脇で鹿を見たし、猪や猿など、こういう野生がじわじわとスマホばかり見ている人間に迫ってきている。