夢とお焦げ

夢を見た。群衆の様々なシーン。鉄道線路内に車が渋滞していて、その合間を人々が進んで行く。ヘルメットを被り忘れたままバイクに乗っていた俺は取りに帰ろうとあせるが、どの道も人でいっぱいだ。祭りのようだがそうではないらしい・・・

眠る前に見た京都マラソンの映像が再現したのか?1万6千人という参加者がスタートのスタジアムに溢れていて圧倒されたのだが、近頃の夢は群衆が多い。

夢の群衆の中に友人のTさんも登場した。前日、信号待ちでTさんを話題にしていたら、左手から彼の車がやって来て驚いたからか。

しかし、夢を描くのって難しい。数日前から滝田ゆうのマンガを借りて眺めているのだが、雑然とした色街の路地を記憶を頼りに見事に描き出していて感心させられる。

 

今日は冷たい風が強い一日のほとんどを机の前で過ごした。ブログを書くために生きているようなものだけど、ここに書いてあることだけが残り、他は雲散霧消してしまう。

作品もそんなところがありそうだけど、見直すことは滅多にないからな・・

そうそう、今朝は焦げ臭い匂いで目覚めた。

女房が新品の圧力釜を使ってご飯を炊こうとして失敗したのだが、俺にとっては「お焦げ」を食べられる稀有なチャンス。

お焦げを茶漬けにして塩を振る。これがすごく美味い!子供の頃、隣に住んでいた母方の祖母の記憶と一体になっているから、その頃に刻印された味なのだろう。

佃煮や漬物をおかずに昼ごはん、文句なし。

但し、焦げ付きを取るのに重曹を使ったり難儀した。今度食べられるのはいつかな?

「夢とお告げ」ならぬ「夢とお焦げ」でした。