痛風

痛風にかかった。大文字山を歩いているときに足の裏に痛みを感じた。軽登山に対応した靴だから底はしっかりしている。変だなと思っていたが夜になっても痛みは取れない。そればかりか痛みはますます強くなってくる。スマホで症状を調べると痛風、典型的な症状だった。原因はビールだろう。以前から酒は欠かさず飲んでいるのだが、安くて美味い製品に出会ってからこの頃はずっとビールだった。酒量もどんどん増えていたから、このままではいかんなあと気にはしていたのだが、制御できなくなっていた。

翌日も痛みは強くなって歩くのが辛いほどに。なんとか広島に戻れたけど回復しない。右足の親指の付け根辺りから脳髄へと直線的にピシッと走るような痛みだ。寝起きの時など足首の角度が変わる時は特に強く痛む。風が吹いても痛むから痛風と名付けられたそうだ。

今日のテニスは無理だなと感じたけれど、骨や筋肉の障害ではなく痛みを我慢すれば動くことはできる。

それにやりたいという気持ちも強いので、ロキソニンを飲んで出かけた。

女房もずっと腰痛が続いているので、今日は走り回らずミートに徹して、辛かったらすぐに帰ろうと話す。

しかし、こういう時に限ってラケットとボールは味方をしてくれるもので、とても調子が良いですねと褒められる。2時間しっかりと遊んだら足の痛みがかなり軽減していた。

このまま回復できれば有難いが、この機会に酒を控えてみよう。まだ3日目だけど。

先週に借りたマッチラベルの本。輸出の花形だった明治期のラベルが特に良い。30年前までは喫茶店、食堂、キャバレーなどでオリジナルのマッチを無料で配っていたからコレクターも多く、かなりが保存記録されているのが嬉しい。併せて借りた小出楢重の随筆も面白い。いずれも佐々木マキのお勧め。