京都へ

高速道路、ハルカスでの美術展、極小ホステルでの一夜、長尾街道の豪邸、世界遺産の古墳群、葛井寺の千手観音、地獄の近畿道岩間寺、ハードな実家の屋根塗装、紅葉の市内ドライブ、鴨川サイクリング、御池のケヤキ並木、無印モンベル等など盛りだくさんの関西京都。
今日21日は東寺の縁日、弘法さん。家から徒歩10分少し。早朝までの雨は幸いにもあがった。


学生時代は毎月のように来ていた骨董市だが、食品やガラクタ、創作工芸が増え、工具や園芸用品、パフォーマンスは消えている。店数や観衆は増えていて境内はいっぱいの人混みだ。母親が行きたそうにしていて、車椅子のレンタルやタクシーなども考えたが肝心のマーケット内の散策はとても無理だ。懐かしい漬物などを買ってお土産にする。仏様に備える槇を買って午後は東福寺へ墓参りに。
京都でも1番の紅葉の名所で京都駅から一駅というアクセスの良さも手伝って、この時期は平日でも観光客でいっぱいだ。


昨年、亡くなった義姉の納骨も近いのでお墓を清めておく。墓地の周囲も紅葉が見事だ。
 国宝の三門が特別公開されていた。何十回と来ているのに初めての拝観だ。600年も経っているのに天井や柱の彩色がしっかり残っている。特に双頭の迦陵頻伽のような鳥の絵が目を引く。案内の青年に聞くと共命鳥グミョウチョウだという。22mの広大な空間に十六羅漢を従えた如来が鎮座する。ここは秘められた場だったので、様々な劣化を免れたという話だった。
回廊からは東山と比叡、北山から西山、生駒、大阪方面までワイドな眺望。充実の一日。