植物園で薔薇を見た。というか香りを嗅いだ。
あんなに人気の花だけど、薔薇を描いた絵画に名作は無い。(天国を描いた名作が無いように)
ということでメモ程度に写真を撮り、もっぱら鼻を使って鑑賞していたが、とても微妙な香りの差である。薔薇の花びらから香水を作るシーンが映画であったけど、煮詰めても難しいのじゃないか?
ところで薔薇という文字、書いてみると微や徴に似てるが・・・
昨年までの俺なら、こういう細かな差異には腹を立てていただろう。でも白川静に触れてから、文化の蓄積として容認するようになっている。
といっても、習字よりも英語を優先させるだろうけど。200年前まで中国語が担っていた役目が今は英語だから。
今日の目的は薔薇だったが、いつものように大半の時間を大温室での熱帯樹鑑賞にあてていた。
そして最後はベゴニア温室で大休憩。
この後、佐伯区図書館へ。たっぷり本を借りた。あとは寝転がるだけだ。