パソコンの前に座って1日が終わろうとしていた午後遅く、アケビの実を求めて戸山の里へ。あちこちで稲の収穫が進んでいる。
彼岸花、萩、栗と季節はすでに秋深しだ。
あちこちから野焼きの煙。
何千年も続いた光景が、この100年で様変わりしている。かなりの部分で後戻りしないとこれからの100年を人類は生き延びられないという危険に直面している。
消費生活を再開して経済を戻すよりも、さらに引きこもりを極めるべきだろう。
春に花を取った同じ場所でアケビの実をひとつ見つけた。ヤブを掻き分け枝に登って採集。こういう作業は専ら女房。東女に京男である。
稲穂の乾燥で、根から水分の侵入を防ぐのだろうか?
初めて見る。濃いブルーや稲穂を使った縛り方にアートを感じる。
しっかり歩いて1時間。車に戻った時はバッグいっぱいの収穫があった。
早瀬のように流れ去る時間。