何をしても鬱陶しいなあと感じるのは前線の移動による気圧の変化かもしれない。
昨日のことだけど、若い時は頻繁にそんなことがあったなと思い出す。
校務でもこなすしかないとパソコンに向かっていたら突然の来訪者。
「誰だかわかりますか?」と尋ねられても「?」だった。
「佐賀に行ったKですよ」
数年前に佐賀大学に編入した卒業生だ。ガリガリで真っ白だったのに日焼けして逞しくなっている。写真が好きだったから時々俺の部屋に来ていたが、陶芸を専攻してから夢中になって工芸の道を進み、来年からは大学院でオランダへの留学も予定しているという。今は有田に住んでいて、俺もあの周辺をしっかり回ったから話も弾み、話題も飛んで楽しいひとときを過ごせた。
やっぱり美術、アートの話はいいなあ。
今日は同僚(といっても娘のような年齢の)と前期の評価を相談しながら雑談する。
学生の変化や教育、子育てなど話題は尽きない。
職場でこういう話をしなくなった。忙しくなって、疎ましくなって元気がない。これを硬直と言うんだな。老化=硬直ではないけど若さ=柔らかさは否定しがたいね。
昨日、送ったポップアップが届いて、早速に孫がペイントしてる。
さすがにアーチスト夫婦の子供だ。2歳ほどではっきりと志向性の差異が出るな。
週末で我が家の孫3人に、お隣の子供3人、近所の悪ガキで、すぐにこうなる。
登校班は1クラスかというぐらいで、世間の少子化問題が信じられない。
こういう風景が普通でないとね。