時々、このブログを読み直す。手帳には公にできないことも書いていて記録的価値がありそうに思えるけど、読み直してもまったく面白くない。ブログは誰が読むかわからないから無難なことしか書かないけど、他人にわかるように書くことで寿命を保っている。そういうメリットはあるな。このWORKシリーズも、まとめの冊子を作ろうと思っていて、その下書きのつもりで続けている。

それはともかくも、7年前のトルコ旅行で次のような記事を書いていた。

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前にこういう油絵を描いたことがある。その時すでにカッパドキアのことは知っていたと思うけど、なかなかに感慨深いものがありますね。

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そして

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これは昨年、旅行したモロッコの代表的カスバ、アイト・ベン・ハドゥ

びっくりだったな。1986年に描いた絵と同じ世界が目の前に。

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1986 「ラビリンス」 910x606cm

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こういうカスバが普通に在った。

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この絵のために作った模型 40x40cm

この模型を実測して3次元CGモデルを作り動画の舞台にした。

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2017 「MAZE」 CG映像作品
 
夢の中にも再々迷路が登場する。幼少期の記憶だろうか。生まれ育った京都は、碁盤の目と言われて整然としていると思われているが、区切られた四角形の中は路地という近所の人も知らない迷路になっていた。
こうしてみると移り気な俺が継続的に追いかけているテーマは「迷路」なのだ。